ライバル店の視察でわかる事

おはようございます。
岩崎です。
先日、近所にある
ショッピングセンターがリニューアルして、
新しくお好み焼き屋さんが入ったと聞いたので、
早速視察を兼ね、お好み焼きを食べに行きました。
美味しかったです。
ピークを過ぎた昼過ぎに伺ったのですが、
お客さんもまずまず埋まっていました。
でも、
正直に言うと味については
あまり関心がありませんでした。
こんな事を言うと
「だから三流料理人のままなんだよ」と
言われてしまいそうですが・・・
もちろん、
時と場合によりますよ(^u^)
仮にアルバイト、社員、店舗経営者の
3人で視察に行ったとすれば、
アルルバイトは
「接客の際の笑顔が良かった」
「盛り付けが雑だった」
こんな感想を言います。
社員は
「あの食材はどう下処理しているのだろうか?」
「全体のオペレーションがしっかりしている」
などと感想を述べます。
店舗経営者は
「どうやって利益を出ているのか?」
「この集客の仕掛けはウチの顧客層にも応用できるな」
という視点で考えます。
この視点で考えると、
このお好み焼き屋さんは
お好み屋さんでありながら、うどんも提供し、
芸能人を使ったポスターで商品アピールをして
お好み焼きと言うよりかは
大阪の粉物文化を売っている。
お昼時は客席テーブルにある鉄板を使わず
お皿に盛りつけることで、
注文~提供~片づけ といった
一連の流れにスピードを出し、
回転率を上げているのだろう。
ショッピングセンターのテナントだと
多くの場合、家賃も高く定期契約なので
いかに初期投資を早く回収し、
契約期間中にどれだけ利益を出せるか?と
考え場合を踏まえると・・・
などと分析してしまいます。
でも、お好み焼きに強烈な愛情を抱いている
店舗経営者であったなら、
「お好み焼きって言うのはなぁ、
熱々の鉄板の上で食べるからウメ~んだよ!」
こりゃダメだわ~」
と一方的な視点でしか見ようとしないかもしれません。
それで、
経営がうまくいっていれば良いのですがね。
さて、
あなたが、もしライバル店の視察に行ったら
どんな視点で考えますか?
言葉を変えますね。
どれを選択しますか?
正解ありません。
自分で選択するしかないのです。
あなた自身が
あなたの目的をわかっていれば
おのずと見えてくるはずです。
あなたのお店が末永く愛されながら
堅実に経営できるよう
応援しています。
岩崎